あきらめる?
あと1時間すると後期第5節のHonda戦が始まる。
間もなく選手たちがウォームアップで姿を見せるだろう。
先々週、台風通過の中のホームゲームで、
水しぶきを上げドロ田んぼのように痛めつけられていたピッチが、
また以前の素晴らしいグリーンに回復している。
さすがに2週間では元には戻らないだろうとあきらめていたが、
「しっかり愛情込めれば、目に見えて回復しますよ」
と、グリーンキーパーさんは柔らかい笑顔を見せた。
最近「もうあきらめたほうが良さそうですね」
と、何気ない調子で声を掛けられることが多く、正直腹が立つ。
昨日のテレビニュース出演の際でも
「今期4位はあきらめましたか?」と質問された。
まあこの場合「はい!あきらめました。来年がんばります!」
という答えを期待されての質問ではないだろうから
当然叱咤激励の意味合いで受け止めたが
なかなか受け流すことが出来ないのは
なにげない 「あきらめたほうがよい」 だ。
せっかくなので、この「あきらめる」という行為をこの際深く考えてみてはどうだろう。
「あきらめる」というのは実は環境や状況が決定付けるものではなく、
人間の行為そのものだということが明白になるはずだ。
「あきらめるべき状況」があるのではなく
「あきらめる人間」がいる 事実はそういうことだ
ガイナーレはあきらめない
より正確に言えば あきらめるという概念がクラブには存在しない
傍から見ればあきらめたほうが良さそうな状況で
しかし すべきことを着実に積み重ねるのがガイナーレスピリッツ
グリーンの見事なピッチが私たちに大切なことを教えてくれている
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2007.07.28 | | 熱血